名古屋市北区の交通事故治療を専門している
中央鍼灸接骨院院長の小澤です。
今回の記事を書いたのは
当院が交通事故治療と関わってきた中から
どうしてもお伝えしたいことがあったからです
なぜ交通事故治療を専門にはじめたのか?
たまに患者さんからの訴えで
「以前交通事故をしてから、首の調子が悪い」
というお話を伺います。
よくよく聞いてみますと
「交通事故にあった時、軽く考えて治療をしなかった」
「物損して欲しいと言われて了承した」
「1ヶ月ぐらいしてから痛み出したが
事故と無関係といわれ特になにもしてもらえなかった」
このような方が少なくありません。
交通事故にあわれたその患者さんが
苦痛を後々まで続いている。
それが一番の問題です!
誰も事故を故意に起こす訳はありせん。
しかしこれだけ車の台数が多ければ
どこかで毎日交通事故が起こっているのです。
昨年のデータで日本全体で
60万件以上の交通事故が起こっています。
(全国で150秒に1件の交通事故)
これは警察に届けられた事故件数ですから
実際は倍以上と考えてもいいでしょう。
あとになって、以前のむち打ちの影響で
首が痛くなるというのは
交通事故にあった後の対応を知らないことが問題です。
交通事故にあった時どうしたらいいのか?
交通事故治療では、どういう考え方なのか?
を少しでもご理解いただき
後々むち打ちなど交通事故の後遺症に
悩まされる人が一人でも減ったら嬉しく思います。
万が一の交通事故にために一読なさってください。
1 交通事故に遭われたら
被害者・加害者どちら共が
交通事故の直後にすべきこと
・ 安全の確保
まず関わっている人の安全を確保しましょう。
・ 警察へ連絡
交通事故が軽微なものでも後で揉めないように
必ず警察に連絡をしてください。
・ お互いの連絡先の交換
連絡がつかないと困ったことがおきます。
必ず双方で連絡先の交換をしましょう。
・ 保険会社へ連絡
保険会社へ連絡をして、指示を仰ぎましょう。
事故直後は、冷静な判断ができないことがあります。
どうすべきか聞いてください。
注意 過失割合など口頭や書面で約束をしない!
どっちがどれだけ悪いかは、その場で決まるものではありません。
いくら加害者側で、お詫びはしても
「すべてこちらが悪いです」
「全部みさせていただきます」
など軽はずみな言葉は、やめましょう。
まして、書面に残すことは絶対に避けるべきです。
現場検証のあと、保険会社同士や保険会社と被害者さんとの間で
後日過失割合の相談があります。
2 事故に遭われた後に
大きく分けて2つの損害が発生します。
1 物損 (車や所持品などの物)
2 人身 (身体のおケガなど)
物損は、ものですからしかるべき計算方法が
存在します。
基準としては、今の価値が基準となります。
問題はお身体です。
少しでも不安があれば
まずは医療機関で診断を受けましょう。
交通事故直後や翌日は
慣れないことで極度の緊張状態にあります。
その時は、痛みを感じにくい方場合があります。
「体をぶつけた、ひねった」
などがあれば、医療機関に行くことをお勧めします。
(もちろん当院でも対応しております。)
3日〜1週間以内に痛みを実感されるケーズも少なくありません。
当初1週間ほどは、注意深くお身体の状態を感じてください。
後になればなるほど
保険会社に認められないケースがあります。
(交通事故との因果関係が認められにくい)
交通事故直後に1度診察を受けていれば
その後痛みが出ても、治療を受けやすいです。
(そのまま痛みがでなければ
無理に治療を受ける必要はありません)
3 交通事故でお身体を痛めたら
交通事故で治療が必要なほど、お身体を痛めた際の注意点です。
○ 期間が限られている
交通事故治療では、期間がある程度限られています。
それは、事故との因果関係と症状の固定という考え方からきています。
・事故との因果関係
交通事故に遭われた後の痛みは
すべて交通事故と関係があるとは限りません。
いつまでも痛みがあるからと治療を長引かせることは
本来の目的と異なりますので期間が限られていると言えます。
・症状固定
交通事故の影響で出た痛みはある一定期間以上の時間が立てば
「それ以上変わらない」という判断をくだされます。
永遠に痛みがあれば、ずっと治療を受けられる訳ではありません。
ですから、ある一定までいけば症状が変わらないという判断に基づき
「そこで打ち切り」となります。
痛みが続いていれば、後遺症となり保証の対象になります。
(後遺症の認定:損害賠償)
通院は最初にしっかりと通うことが必要です。
治療効果を上げるために
当初の痛みなど症状が強い時には
なるべく毎日通胃されることを
おすすめしております。
治療効果を上げ、早期回復のため
詰めて通院されれば、それだけ早く効果があがります。
効果が上がる治療の受け方は
「前日の効果が残っているうちに翌日受ける」
という繰り返しを当初2週間ほど続けると
相当交通事故でおケガされた症状が軽減されます。
痛みが和らいでこれば
徐々に通院間隔を開けていただけます。
保険会社は事情を考慮できません!
・仕事でお忙しい
・学業や部活など休めない
・家事などお家のことで時間が取れない
などといった理由でなかなか通院ができない方も
いらっしゃいます。
どんなご事情があっても
通院回数でなく単純に期間で定めます。
通院回数が少ないと
「治療の必要が低い」と考えられる可能性もあります。
ご事情があると思いますが
交通事故当初の痛みが強い時には
なるべく毎日の通院をしてください。
当院では、お忙しい方のために
平日夜9時まで受付を延長して
できる限りの対応を心がけております。
交通事故に合われたましたら
どんなことでも当院にご相談ください。
<フリーダイヤル・お灸・ハリ ー マッサージ>
電話 (0120)098−034
PS 絶対に交通事故に遭わない方がいいです。
しかし万が一の交通事故の際のために
よろしければ電話帳に当院の電話番号を
入れておいてくださいね。
中央鍼灸接骨院
院長 小澤 誠二