前回は、慰謝料とは何かを書かせていただきました。
今回は、慰謝料の基準について書いていきます。
まず友人や知人などから、
「保険会社は適正な金額の提示をしない」など聞かされて
騙されないぞ!という思いで示談交渉に臨む方が少なくないようです。
保険会社さんは決して騙そうとしているのでなく、
ご自身の会社の利益のための交渉をされています。
ですからやみくもに増額を伝えてもお話になりません。
お互いに不信感をいだいて、円滑な交渉ができないということにつながります。
ではどうすればいいのか?
それはご自身が基準を知ることです。
実通院日数×2 か 治療期間のどちらか少ない方に
4200円をかけた金額だということです。
(入院の期間は、4200円×2となります)
例えば、通院期間が90日 実通院日数が40日の場合
90 > 40×2
となりますから、実通院日数で計算します。
80×4200円=336000円
通院日数90日、実通院日数が50日の場合
90 < 50×2
となりますから、通院期間で計算します。
90×4200円=378000円
この基準を元に、保険会社さんの提示した金額が
妥当かを確認されることをお勧めします。
それでも心配な方は、専門家に相談されることをお勧めします。
そのお話しは、次回ご説明したいと思います。
早く治して、早く事故前の生活に戻れるよう
精一杯お手伝いをさせていだきます。
名古屋市 北区 交通事故むち打ち専門接骨院 中央鍼灸接骨院