おはようございます。
院長の小澤です。
お盆休みは、あっという間でした。
今週からお仕事が始まり
患者様のお顔を見たら元気が出ました!
先日当院に通われているむち打ちの患者様より
「むち打ち症ってどんなものなの?」
と聞かれました。
笑い話で
「むち打ちやっているのに」と思わずお伝えしました。
と共に
きちんと患者様に説明をしてこなかったことを
反省して、今日の記事にさせていただきます。
【そもそもむち打ち症とは】
主に車に乗っている時
追突などにより、頭が前後する際
首がムチのようにしなって起こる症状のこと。
むち打ち症とは、傷病名でなく俗称。
他に、鞭打ち症・むちうち症・ムチウチ症・むち打ち損傷
など表記されます。
正式な傷病名として「頚部捻挫」と言います。
他に「頚部挫傷」という場合も。
稀に「脳髄液減少症」になられることがあります。
これは非常に治りにくい傷病で
薬の効果が低く、ほぼ症状が変わらないという特徴があります。
【むち打ち症(頚部捻挫)の診断】
多くのむち打ち症は、
・ 熱感(熱を持っている)
・ 運動痛(動かすと痛い)
・ 圧痛(押すと痛い)
・ 疼痛(うずくように痛い)
・ 神経症状(シビレや神経過敏)
などから診断されます。
レントゲンで異常が見られることは稀です。
【主なむち打ち症の症状】
・ 首、肩などの痛みやコリ
・ 背中の痛みやハリ
・ 手や足のシビレ
・ 頭痛
・ めまいや耳鳴り
・ 吐き気
・ 疲れやすい(ダルさ)
などが多くあります。
【むち打ち症の治療】
むち打ちの段階により異なりますが
今回は、初期のむち打ちに対する当院での治療法
(患者様の症状により変わる場合があります。)
・ 中周波治療器(電気治療)
・ 牽引器
・ マッサージ(指圧)
・ 冷罨法
・ 鍼灸
の中から必要な治療をおこなっております。
【むち打ち症は、どれくらいで治るの?】
事故の衝撃や度合いにより異なります。
軽いものでしたら2週間ほどで治ることもありますが
重度のものでは、3ヶ月経ってもまだ症状が残っています。
当院では、症状がきつい初期段階では
なるべく毎日の通院で、早期回復をオススメしております。
中期、後期と症状が軽くなればだんだん間を空けるように
お伝えしております。
<保険会社さんの見解>
むち打ち症の場合は
最大3ヶ月ほどというのが最近の傾向です。
中にはもっと短い期間で
治療打ち切りを言われる患者様もいらっしゃいます。
【最後に】
むち打ち症は、事故の衝撃の度合いや筋肉量など個人差により
症状や治るまでの期間が異なります。
私たちは、患者さまは苦痛を取り除かれ
なるべく元の生活に戻れる権利があると考えます。
ですから、しっかりと患者さまにあった治療を
させていただきます。
現在むち打ちでお悩みの方
ご不安を抱えていらっしゃるのなら是非ご相談ください。
(0120)098−034
電話でのご連絡の際には、
「ホームページ見て、事故(むち打ち)の相談がしたいんですが」
と連絡ください。
患者さまの早期回復をしていただき
早く元の生活に戻れることを願っております。
中央鍼灸接骨院
院長 小澤 誠二